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Webライターに向いてる人とは?1年半で独立した経験をもとに語ってみる

初期投資も最低限、日本語さえ使えれば誰にでもできる、お手軽な副業…それがWebライター!

こんな風に手軽さをアピールする記事や広告が目につく一方で、

Webライターは本当にきつい、もうオワコンだ、今からじゃ無理…という声もありますよね。

わたし自身は2023年夏に副業でWebライターの仕事を開始して2025年に独立した身。この記事を書いている今、ちょうど3年目に突入したばかりのライターです。

客観的に見れば「割とトントン拍子でステップアップした人」に見えるかもしれませんね。

実際のところ、わたしと同じ期間でもっと遥かに大きく羽ばたいている仲間もいれば、途中でライティングの仕事を断念して去って行った仲間もいるわけで…自分では、Webライターとしては「中の上」くらいなんじゃないかなと思っています。

ただ、丸2年も活動していれば、「Webライターに向いている人・向いていない人」の傾向はある程度見えてきたわけです。今回はその辺りをテーマに語ってみようと思います。

書いた人:塾講師×ライター 田中歌耶子

埼玉県在住の40代。国語が好きすぎるあまり本職にしちゃった系塾講師。

2023年に副業でライターデビュー。2025年に独立し、現在は非常勤講師とライター業、二足の草鞋生活を楽しんでいます。

目次

Webライターに向いている人はこんな人! 4つの特徴をチェック

というわけで、どんな人であればWebライター適性が高いといえるのかについて、自分や周囲の人たちを見ていて感じたことベースで4点ご紹介します。

  • 文章を読み書きすることが好きな人
  • 自分の意見を言語化するのが得意な人
  • 新しいことにチャレンジするのが好きな人
  • 指摘を受けてもめげずに改善できる人

正直なところ、わたしはWebライターを「誰にでもできる仕事ではない」と思っています。ここから紹介する特徴に何ひとつ当てはまらない人にとっては、非常に相性の悪い仕事であると考えているからです。

それでは一つひとつ見ていきましょう。

①文章を読み書きすることが好きな人

文章が好きで、書くことそのものを楽しめる人であれば、Webライターの仕事を楽しめる可能性が高くなりますということは、おそらく多くの人がイメージしているとおりでしょう。

ただ、実はWebライターの仕事をする際には、それ以上にたくさんの文章を読む必要がある点も認識しておいた方がいいと思います。多くの案件では既にWeb上に公開されている記事を参考にしたり、ときには官公庁の公表しているデータを調べたり、分野によっては本格的な文献から情報を見つけ出したりする必要があるのです。

要は、たくさんの情報を調べ、確かめて、それらをもとに自分の表現で文章にする仕事Webライターの仕事の多くはこの作業の繰り返しであるといえます。

そういう意味では書くのが好きというよりも、「文章そのものが好きな人」に向いているというのが正確な表現なのかもしれません。

シャンプー中にボトルの文章を読み漁っちゃうような活字中毒の人にはうってつけのお仕事かも(笑)

②自分の意見を言語化するのが得意な人

Webライターの仕事、特に副業のように業務委託で請け負うような仕事では、メールやチャットを用いたコミュニケーションがメインになります。

仕事をしていると、「こんな内容の方がいいような気がする」とか「この部分の進め方を相談したい」と、いろいろなアイデアが浮かんでくるんです。そんなときに適切な表現でしっかり意見を伝えられる人の方が、クライアントからも高く評価される傾向があるんですよね。

あるいは自分の書いた記事について、クライアントやディレクター・編集者から「この部分の表現の意図は?」と確認されることもあります。そんなときにも、自分の考えをはっきりと伝える必要があります。

初心者向け案件の中には「意見なんていらないから言われた作業をしてくれ」というプロジェクトもありますが、より高単価の案件ほど適切な提案のできるライターの方が喜ばれるようになっていきます

結果的に、「伸びているな」と思うライターさんは皆さん言語化能力の高い人ばかり…となっていくのです。

③新しいことにチャレンジするのが好きな人

Webライターの仕事を始めるためには、新しいプロジェクト・未知のクライアントに対し「やります!」と立候補し、採用される必要がありますそして別の仕事をしたいと思ったら、また1から新しいメディアやクライアントに「やります!」の部分から仕切り直さなければなりません。

一言で「ライターの仕事」といっても、チームの雰囲気や求められる文体、記事の内容はさまざま。そんな世界ですから、新しいことにチャレンジできる人、知らない分野にも積極的に挑める人の方がうまくいくのは当然のことでしょう。

わたし自身も2年以上ライティングの現場にいますが、企業の方針転換や予算の都合など、さまざまな事情で案件が終了することはザラにありますもちろんショックは受けます…が、そこで落ち込み過ぎずに新たな出会いを探しに行ける人でないと、生き残るのは難しい世界かもしれません。

わたしも半年以上お付き合いしていた高単価案件が独立と同時に消滅したときはめちゃくちゃ焦りました…

④指摘を受けてもめげずに改善できる人

Webライターとして記事を書くからには、必ず「クライアント」が存在します。我々Webライターは何を書いてもOKなわけではなく、あくまでクライアントが求める記事を書き、納品しなければなりません。となると、当然クライアントから直接、あるいは間にいるディレクターや編集者から、何らかの指摘を受け、修正対応をするケースがほとんどです。

この「添削・修正」を受けてもめげない人、きっちり修正し、次回以降改善できる人であれば、クライアントから高く評価され、仕事を続けて頼まれやすくなります。

中には文章表現上の指摘を「人格否定された」かのように落ち込む人がいますが、そういう人は大抵どこかで心が折れてしまうイメージです。わたし自身も今ではディレクターをすることがありますが、ライターの人格を否定したいと思ったことなんてありません。良い記事をつくりたいだけなんですよ…。

指摘を受けても過剰に落ち込むのではなく、次につなげられる人」。こういう人であれば、Webライターとして活躍できる可能性が高くなると思います。

まとめ|普通の仕事で求められるスキルと大きく変わらないのかも?

というわけで、「Webライターに向いてる人」の特徴を書いてきました。

  • 文章を読み書きすることが好きな人
  • 自分の意見を言語化するのが得意な人
  • 新しいことにチャレンジするのが好きな人
  • 指摘を受けてもめげずに改善できる人

「向いていない人」についても書こうか迷ったんですが、それって向いている人の逆を想像すれば当てはまるんですよね。

  • 文章を読み書きするのが好きではない人
  • 自分の意見を言語化するのが苦手な人
  • 新しいことに挑戦するのは嫌いな人
  • 指摘を受けたら折れちゃう人

…そりゃ向いてない。

今回は「Webライターに向いている人」という切り口で書いてきましたが、割とどんな仕事にも当てはまる項目ばかりだな~と思いました。とはいえ普段のコミュニケーションがメール・チャット主体なので、「面と向かって話すのは苦手だけれど、頭の中では言いたいことがぐるぐる回りがちな人」にとっては天職かもしれません

興味のある人はさらに詳しく調べて、実際にチャレンジしてみるといいかもしれませんね♪

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